2017年 01月 11日
写ルンです。検証
このカメラ最近はカメラ女子に人気だとか。
ものすごく久しぶりに使いまして懐かしい気持ちになりました。
で、このカメラ、侮れないですね。
いい映りします。
普通のレンズくらい、いやものによってはそれを上回る映りです。
これが700円程度で手に入るのはすごすぎる。
スペックは、F10 SS1/140 ISO400のフィルムです。
カラーネガのラティチュードの広さを駆使して、日中から夕方程度までをカバーしています。
夕方以降になるとフラッシュが必要になります。
これはぎりぎりですね。
これ以降のフラッシュなしでの写真はほとんど真っ黒でした笑
これからもたまに使ってみようと思った写ルンですでした。
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by nocameranolife
| 2017-01-11 23:15
| カメラのこと
2016年 12月 28日
カラー自家現像③ カラー自家現像2回目以降
カラー自家現像の2回目以降のレポートです。
OM1+50mm1.8+Kodak100 自家現像
2016.12.28現在、5本(ブローニー1本含む)
1本目の現像データが
①現像 現像液 38度 3分5秒→1分連続撹拌→1分停止→4回撹拌→1分停止
②漂白 漂白液 38度 51秒→51秒連続撹拌
③定着 定着液 38度 1分40秒→30秒連続撹拌→30秒停止→4回撹拌→30秒停止
という手順でしたが、インターネットの情報を確認して少し修正してみました。
①現像 現像液 30度 5分30秒→1分連続撹拌→1分停止→4回撹拌→1分停止→繰り返し
②水洗 水30度 5回撹拌→排出→10回撹拌→排出→20回撹拌→排出
③漂白 漂白液 38度 1分30秒→30秒連続撹拌→30秒停止→30秒連続撹拌
④水洗 ②に同じ
⑤定着 定着液 38度 2分→30秒連続撹拌→30秒停止→4回撹拌→30秒停止
⑥水洗 ②に同じ→水洗促進剤 1分連続各藩→排出→水30度 20回撹拌
まず、現像温度を30度に変更してみました。
確かに38度の温度を保つというのは結構大変で、しかも3分という時間に不安を感じるわけです。
そして、漂白、定着の手順の前に水洗をはさみました。
これは、現像液を漂白液に持ち込みたくない、同様に漂白液を定着液に持ち込みたくないからです。
あとは少し微調整です。
この修正でもちゃんとよい結果を得ることができました。
今後もいくつかの修正をして、結果を報告していきます。
NF1+FD50mm1.2L+Fuji業務用100 自家現像
T2+Fuji業務用100 自家現像
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by nocameranolife
| 2016-12-28 17:19
| カメラのこと
2016年 12月 26日
フィルムに収めたい街~ミナミ~②
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by nocameranolife
| 2016-12-26 10:45
| 撮影のこと
2016年 12月 24日
モノクロ自家現像② 現像処理は適当でも構わない?
現像において、特に現像液の扱いについては厳密な温度管理と処理時間が設定されています。
たとえば、フジアクロス100をスーパープロドール(SPD)の原液20℃であれば4分15秒、ILFORD FP4 PLUS125 をID-11で1:1の希釈液20℃であれば8分30秒など。
ただ、WEB上での情報では「適当でもよい」といった声や「メーカー指定は相当余裕をもたせている」という意見があります。
実際、フィルムのデータシート上にない処理をしようとすれば、自分でその処理を探っていく必要があるわけで、そこも面白いところでもあり難しいところともいえる部分です。ただ、結局ある意味適当なわけです。
そもそもたとえばSPDの原液を最初に作成した純粋な原液を基準としてデータシートには処理温度や時間を設定しているわけですが、ワンショットつまり毎回原液を作り直すならともかく、ある程度使いまわそうとすればある意味適当に処理せざるをえません。
これもデータシートには何本目からは何分といった記載もありますが、撮影フィルムが様々である中で全てが厳密にできるはずはなく、やはりある程度適当でも構わないという結論になります。
作例はSPDの1:1の最初の現像処理ですが、ILFORDのデータシートにはSPDでの処理については記載ががなく、かといってSPDで処理ができないかと言われれば、現にできてしまうわけです。
そうなると手探りで処理設定を模索することになります。
実際WEB上には同じような処理をした方々がいるのでそのデータを拝借し、この作例では20℃7分にて処理をしたところ、良好な結果が得られました。
実はこの処理をする前2回ほどいつも使っている水温計が壊れていたことが判明しました。およそ15℃ほど温度にズレがあったにもかかわらず、現像そのものはできています。しかも何度か使い回しした現像液でしたし、まさにこれが適当でもいいという証明になりますね。
もちろん、その結果では自分ではなんかあんまりだなとは思ってはいましたが…。
気づかない私も私です笑
何度か現像を重ねるうち色々なことがわかってきました。
毎回満足な結果が得られるとは限りませんが、自分なりのレシピを作り上げることができるのもまた現像処理の楽しみであることに間違いありません。
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by nocameranolife
| 2016-12-24 08:42
| カメラのこと
2016年 12月 20日
カラー自家現像② カラー自家現像の実際
前回の現像に必要な薬液から、
①現像 現像液 38度 3分5秒→1分連続撹拌→1分停止→4回撹拌→1分停止
②漂白 漂白液 38度 51秒→51秒連続撹拌
③定着 定着液 38度 1分40秒→30秒連続撹拌→30秒停止→4回撹拌→30秒停止
これらは、ミニラボの薬品を使っているため、現像機のプロセスにて設定をする前提での処理時間です。
現実に温度を厳密に保つことや、1秒単位で管理することなど不可能ですし、アバウトな面もありますが、おおよそこれに沿って進めたつもりです。
完全に満足な結果を得られました。
かなり感動です。
モノクロ現像も感動がありましたが、それ以上の感動かもしれません。
あとは、これが初回の薬液作成からの現像でしたので、疲労した薬液を使いまわしする場合の結果がどうなっていくか。。。
まずは2回目の現像結果が重要になると思います。
2回目の結果はまた次回に。
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by nocameranolife
| 2016-12-20 23:45
| カメラのこと